放任主義か管理主義か③

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ではどういう生徒を管理すべきか。

未熟な生徒は管理しなければなりません。

というよりもむしろ、

そのような段階の生徒であれば、

生徒自身が管理されることを

強く望んでいるケースが多いかと思います。

何をやれば良いのか分からないのですから。

次に自分に甘い生徒。

「これこれをいついつまでにやろう。」

と指示を出してあげる方が

安心する部分があるのでしょう。

「勉強は言われたことをこなす。」

という意識を持っているので、

何も言われなければ勉強しなくて良いと

都合の良い解釈をしてしまうのです。


一方でどういう生徒を放任すべきか。

モチベーションの高い生徒。

こういう生徒は放任しててもさぼりません。

むしろ自分で考えて、

ある種「勝手に成長」してくれます。

コミュニケーションを取ると分かりますが、

部活動などでも意識的に

自分を鍛えて、成長につながることを

やっている場合が非常に多いです。

自分に厳しい生徒とも言えるかもしれません。

サボる…手を抜く…楽をする…

そういうことを受け付けることが

出来ないタイプの生徒。

真面目で本当にストイックな生徒。

こういう生徒は「放任」しても、

自分が何をやったら良いか分からなければ

「次、何をしたら良いですか?」と指示を仰ぎます。

性格的には管理した方が良い生徒でも、

ある程度の勉強習慣が身についていれば、

ある程度「放任」すべきだと思います。

生徒にもプライドがあります。

全てのことに指示を出していては、

モチベーションは上がりません。


では結論です。

放任主義と管理主義はどちらが良いのか。

最初は「管理」で後に「放任」。

少し考えればそれはそうだと思いますかね。

ただし難しいのがどのタイミングで

「放任」する部分を増やすのか。

「放任」してみたが、

どうしてもサボってしまい、

手を抜いたりしてしまう生徒も出てきます。

「放任」にむいてない生徒も出てきます。

そうであれば、その生徒に対してはまた

「管理」する部分を増やしていく。

「放任」した結果、

どんどん(勝手に)成長していく生徒は、

さらに「放任」していく。

これが結論ですかね。

そして最後に一言。

「放任」をするには生徒のことを

よく見て信じてあげることが

本当に大切になるかと思います。

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