終了時間を気にしない生徒は、
頭の中は最後まで学習のことのみ。
よって、終了の合図を出しても
数秒間、数分間と、
ペンを動かすことがあります。
自分がやると決めたところまで
仕上げておきたいのだと思います。
一方、これが、授業終了間際、
時計を見て落ち着かない…
などということになってしまうと、
「あと5分で終了…」と、
終了時間のことばかり
考えてしまう可能性があります。
5分前から時計を
気にしてしまうということは、
ひょっとすると10分前くらいから、
勉強よりも残り時間のことで頭の中が
占められてしまう可能性があります。
頭の中がそのような状態で、
10分間で身に付けられる知識など
たかが知れているでしょう。
仮に、これが毎回の授業ごとに
繰り返されてしまうとします。
時間としてはそこまで長いものでは
ないのかもしれません。
ですが、これが10回、20回と
積み重なっていくようになると、
勉強量に差がつくのは
言うまでもありません。
授業のスタート時間や終了時間は
私がしっかりと伝えます。
みなさんはスタートの合図があったら
授業終了の時間まで、
一心不乱に学習に向かうのです。
時間は一切気にしなくて大丈夫。
授業終了については
しっかりと伝えますから。