先日、ある高校生と一緒に
１学期の成績分析をしていました。
英検準１級合格、
そして難関大学合格を狙うこの生徒。
「応用問題の演習を
増やした方が良いのでしょうか…」
というセリフが出ました。
しかし、分析を進めていくと、
テストで間違えてしまった問題の多くは
「基本問題」と「ケアレスミス」
だったのです。
ケアレスミス以外の間違いは、
高校のワーク問題を暗記していれば、
答えることが出来る問題でした。
「このくらいで大丈夫だろう…」
実力のある生徒だけに、
こういった意識があったのかもしれません。
実際に、授業で行うミニテストなどでは
常に良い点数を取って来ていますし、
授業で解説をすれば
高い理解力を発揮してくれます。
だからこそ、
基本的知識や、基本的意識に
目が向いていない部分が
あるのかもしれない…
私はそのように思ったのです。