私の理想の授業は「1分で10理解」です。
1分で授業が終われば生徒は非常に嬉しいはず。
10理解出来れば保護者も嬉しいはず。
時間は短く、理解度は高く。
「時間は短く、理解度は低い。」は最悪。
これでは成績は上がりません。
「時間は長く、理解度は高い。」
授業延長についてで言いましたが、
これもやはりよろしくはない。
人の時間を奪う権利などないのです。
「長く、高い」授業はかなりしんどい。
生徒の集中力には限界があります。
授業開始とともに少しずつ減っていくのです。
全て尽きてしまった後では、
いくら丁寧に解説しても
理解度の高さは変わりません。
私は授業後半に雑談を入れます。
集中力の高さを維持しつつ、
解説を進めていくのです。
集中力が尽きてしまう前に全て終わらせる。
「授業が本当に速い」と
生徒から言われます。
新入生は慣れるまで大変です。
しかしそれでも遅いよりかはマシ。
私はそう思います。
授業の解説時間は長くて90分。
演習(復習)時間が短くて60分。
これが生徒の集中力にとって
最良のバランスだと思います。