100点を取ったある生徒。
テストを受けている最中、
ずっと集中し続けたのでしょう。
きっと最後の最後まで
自身の解答を疑い続けたのでしょう。
「どこかに間違いはないか」と。
100点満点を取った生徒というのは
100点満点を取るだけの
勉強をしたのです。
テスト範囲の全てが
分かっている状態にまで
勉強したのです。
そして、テスト当日、
全てが分かっている状態です。
油断しませんか?
慢心しませんか?
そのような気の緩みにより、
どこかで些細なミスが
出てしまうものです。
ほんの少しの油断や慢心により、
100点満点を取る実力がありながら、
容易に98点、99点といった
点数になってしまうのです。
100点満点というのは、
100点満点をとるような
勉強を積み上げ、そして、
テスト本番で圧倒的な
手ごたえを感じながら、
それでもなお最後まで
油断や慢心をせずに
集中し続けた結果なのだと
私は思います。