遅れても来る!

遅れても来る!

部活動があるため朝5時に起き、

それに加えて1日中ずっと外にいる…

それだけでも相当疲れるかと思います。

試合に出ている生徒のみなさんだけでなく

応援に行っているみなさんも

疲れているかと思います。

朝早くから夕方遅くまで、

自宅から遠く離れた試合会場で

大会が行われ、家に帰る時間も

遅くなることもあるかと…


先日ある生徒から、部活があるため

授業に遅刻をするという連絡を受けました。

先輩が全国大会に出場することになり、

その準備をしていたとのことです。

その生徒は学校からそのまま塾へ来て

授業を受けることになりました。


夕食を食べたい…

お風呂にも入りたい…

そして何よりも寝たい…


「今日は塾を休んでしまおうか…」

といった選択肢も頭に浮かんだはずです。

「遅れてしまったからもういいだろう…」と。

しかし、別の選択肢を取ってくれました。

「遅れますが塾に行きます。」


「休んでしまう」のか、

「遅刻してでも塾に来る」のか、

この2つの選択肢。

これには大きな違いがあると思います。

遅れてでも塾に来てくれたこの生徒は、

さすがにその日は疲れていて、いつもより

勉強に身が入っていませんでした。

実際に、いつもであれば

10分程度で終わる問題に

20分程度の時間がかかっていたのです。

「それでも進むことは進んでいる」と、

「ちょっとでも差をつけられた」とも、

言えるのかもしれません。

しかし、そのような単純なものでは

ないような気が私にはするのです。


大切なことはやはりこれです。

「つらい状況でも自分自身を追い込めた!」

「楽ではない選択肢をとれた!」

そういった思いだと思うのです。

勉強にしろ、運動にしろ、

一瞬一瞬でこそ差がつくのではないか…

「辛いと感じる時に少しでも追い込める力」

というのは、後に大きな差を生み出します。

塾の授業に間に合わなくてもなお、

そして疲れていてもなお、

塾に来て机に向かう生徒の姿を見て

そのようなことを考えました。

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