①秦野駅から徒歩6分の住宅街
駅前は強者達の巣窟。
大量のチラシを軽々と配布してくる大手塾。
夏休み1ヶ月完全無料の大手塾。
正直言って全くかなうはずがありません。
「成績さえ上げていれば口コミが発生するだろう…」
駅から離れていて、実績も何もない塾に
生徒は本当に来てくれません。
駅前の高い一等地に塾を構えていたかと思うと…
日々の出費で胃が痛くて夜も眠れなかったかと。
しかし、この場所であったからこそ
ランニングコストを抑えて開業初期の時期を
乗り越えることが出来たのです。
②生まれ故郷秦野
駅から6分で家賃が安くても、人がいなければNG。
愛知県やイギリス・アメリカで暮らしていたことは
ありますが、基本的には秦野市に住んでいます。
生徒にとって通いやすい場所などはある程度分かっている。
土地勘があるというのは非常に大事だと思いました。
そこそこ近くには旧学区トップの秦野高校がある。
自転車でも通うことが出来る距離です。
そして近くには夜も開いているドラッグストア。
送迎などの関係で非常に助かっています。
③メインターゲットは秦野高校
「うちの塾は小学生から高校生まで様々な生徒がいる」
多くの生徒に通ってもらっていることを嬉しそうに
話す塾長がいます。本当は大変だと思います。
多くの生徒から支持されているように思われますが、
色々な学年の生徒が通うとなると、
授業準備が多岐に渡り、非常に大変になるのです。
ターゲットを絞り、少数の学校から生徒を集めた方が
対策問題を作成する数も少なくて済みます。
その学校に合わすだけで良いのですから。
作成する数を絞り、精度の高いものを作成するのです。