暗記だけの勉強は役に立ちません。
塾講師が時々放つセリフです。
上位生で、国公立早慶などの
難関大学を受験する生徒に対してであれば
自分で考え抜く力を身につけなければ
到底対応することなど出来ません。
しかし、高校1年生などの下位学年の生徒が、
流行に乗って言うセリフではありません。
サッカーに例えると分かりやすいですかね。
ドリブルもパスもシュートもまだまだ。
そのような生徒にまず何をさせるかと言えば
繰り返しの反復練習ですよね。
まずはドリブルだけ繰り返す。
次にパスだけを繰り返す。
そしてシュートだけを繰り返す。
繰り返して繰り返して繰り返しまくること。
それが大切になると思うのです。
「暗記だけの勉強は役に立たない!」とは、
「パスだけの練習は役に立たない!」と
意味することになってしまうのでは…と。
毎週の単語テストに合わせて、
英単語を100個暗記しろと言われても
最初はなかなか覚えることが難しい。
しかし、時間をかけて暗記するにつれて、
どうしたらうまく暗記出来るだろう?
と、考えるようになりますよね。
そう、工夫をするようになるのです。