当たり前のことですが、
勉強というものは
学年が上がるごとに難度と量が
上がっていきます。
しかも、その上がり方は一定ではなく、
一気に大きくなるのです。
数字を例に話をします。
４０の学力を持っている生徒が
高校１年生の時点で
「勉強しないとマズイ…」
と思ったとします。
この時点での学校の勉強ラインを
５０としてみます。
この時に必死になって勉強すれば、
１０を挽回するだけで済むのです。
しかし、４０の学力のまま
高校２年生になったとします。
そうすると、学校の勉強ラインが
１００になっている可能性があるのです。
「そろそろ勉強しないとマズイ…」
と思い、１０の努力をするとします。
自分の学力を５０に上げたとします。
しかし、当然それでは足りません。
１００までは５０も足りないのです。
このような状態では、学校のテストで
点数を上げることなど出来ません。
また、この時点で３倍の３０の
努力をするとします。
それでも自分の学力は
７０にしかなりません。
学校の授業の１００には
３０足りないのです。
よって、勉強を始めるのが
遅くなれば遅くなるほど、
「勉強しているのに伸びない…」
という状態になってしまうのです。