秦野英語塾を運営する立場として
保護者の方に聞かれることがあります。
なぜ最大4名の集団指導をメインにしたのかと。
なぜ個別指導をメインにしなかったのかと。
その理由としては以下の通りです。
生徒全員例外なしで(まだまだですが)
点数が上がる塾を作りたかったが、
それを実現するには
個別指導塾のシステムでは難しいのです。
具体的な問題としては2点あります。
①システム的に授業時間が少ないという点です。
一般的な個別指導塾では
コマ数によって授業料が決まります。
生徒を伸ばすためとはいえ、
塾で授業を受講をすればするほど
授業料がかかってしまうのです。
週3日…週4日…
さらに週5日通塾とのなると、
月額10万円近くかかってしまう
可能性があるのです。
これは現実的ではありません。
②そして総授業時間が短いという点です。
一般的に、個別指導塾は1科目に対して
週1回(月4回)の通塾で、
1教科の授業時間は1ヶ月で5、6時間です。
生徒が受講する科目は英語と数学が多いかと。
積み重ねの知識が非常に重要となる
英語と数学を、1ヶ月間にそれぞれ
たった5、6時間の授業で
「分からせて、出来るようにする」…
これは非常に難しい。
得意な生徒であれば何とかなるかもしれません。
しかし、得意でない生徒の場合には、
学習内容をその場で理解させることは出来ても、
出来るようにすることは本当に難しい。
その理由は何か?
授業時間が少なく、演習量が足りないのです。
結果、定期テストで点数が上がるレベルまで
到達させることはが難しくなってしまう…
まとめます。
個別指導塾はシステム的に、点数を上げるのに
必要な勉強量(時間)を確保しにくいのです。
講師と生徒の比率は1:2、1:3、1:4…
成績が上がる素晴らしいシステムに見えます。
それでも、授業を行う度に、
つまり、生徒を塾に呼ぶ度に
お金が発生してしまうことになるのです。
これでは強制力を働かせることが出来ず、
結果として成績を上げることは出来ません。
私は成績が上がらない塾を
作りたくはなかったのです。
このように考えて、今現在の
秦野英語塾が出来上がりました。
まだまだ改善しなければいけない
こともあります。
正直問題も山積みです。
しかし、それでも生徒の成績を上げる
ということに対して
妥協をすることはありません。