秦野英語塾の特徴の一つ。
それが強制自習です。
読んで字の如く、
試験前には強制的に自習に来てもらいます。
ただし、自習と言っても
あらかじめ学習するゴールを決め、
その到達に向けて自習をするように
カウンセリングから始めます。
そして私は質問対応を兼ねて巡回し、
学習の進捗状況を確認します。
なので、秦野英語塾では
授業を受けるのは週に2日でも、
強制自習により週5日来ることもありえます。
部活動や習い事があるかと思いますが、
その場合には日程調整をします。
自習と言っても
ほったらかしにされることはありません。
私の管理下に置かれます。
塾に到着後、学習する内容を確認し、
そして自習が始まります。
自習中は私が継続して様子を見ます。
質問対応という意味もありますが、
やると決めたことを
きちんと消化出来ているか、
集中出来ているかを
チェックする役割が大きいです。
気を抜く時間はありません。
秦野英語塾ではなぜここまで
強制的に自習をさせるのか?
疑問に思う方もおられると思います。
大手塾や予備校ではもちろんのこと、
他の学習塾でもやっていないのですから。
以前、別の記事にも書きましたが、
これだけ強制的に自習を徹底する理由、
それは二つあります。
一つ目は、授業で理解していても
それだけではその内容が出来るように
なっているとは言えないから。
二つ目は、誰も見ていないところでは
サボろうとするから。
一つ目の補足です。
「授業が分かる」ということと、
「出来るようになる」ということは
似てはいますが全く違います。
理解したということと、
理解したことを再現するということは
全くもって別物なのです。
例えば、スポーツ。
野球の動画などを見て
「こうすれば打てるようになる!」
と分かったとしても、
それだけではうまく打つことは出来ません。
実際に打席に立って経験を積む必要があります。
それと同じことが勉強にも言えます。
理解した内容についての実践演習を
積むことが必要になるのです。
秦野英語塾の授業は
「インプット90分+アウトプット60分」
が基本なのですが、それだけでは不十分です。
授業中に出来ていたとしても、
試験で出来ていないと意味がないのです。
その確認のために
ミニテストがあり、その追試があり、
そして、強制自習があるのです。
二つ目の補足です。
「授業だけでは不十分、自学自習が大切」
とはよく言われています。
大手予備校や塾においてでも、
自宅での課題を指示したり、
実際に宿題を出す
ということもあるかと思います。
秦野英語塾でも宿題を出すことがあります。
しかしそれはあくまで補助的なものであり、
そこまで重視はしていません。
その理由はとしては
人は誰も見ていないところでは
サボってしまうからです。
宿題は自宅でやるものではありますが、
その自宅でどれだけ集中してやれるでしょうか。
音楽を聴きながら、テレビ、漫画を見ながら、
そしてスマホをいじりながら…
適当にダラダラと
やってしまっているのではないでしょうか。
もちろんしっかりやる生徒も中にはいます。
しかしそのような生徒はほんのひと握りで、
塾に通う必要がないほどに自立しています。
そうです…
塾に通う必要などない自立した生徒です。
大人であれば頑張れることもあります。
仕事の成果などで得られるものが明確ですから。
それでもです、人の目が届かない場所、
そして強制されない場所では
サボってしまうこともあるでしょう。
英会話学習などはまさにその代表格であり、
「やってやる!」という初期の決意も
時の流れとともに薄くなり、
最後には多くの人が挫折してしまいます。
自分で頑張るということは、
大人でも難しいのです。
ましてや中学生、そして高校生に
「自分自身一人で勉強を!」
と言うのは酷ではないでしょうか。
だからこそなのです。
自宅で宿題などをやってもらうよりも、
私の目の前で強制的に勉強をしてもらうのです。
これが秦野英語塾の考えです。
秦野英語塾 責任者
岩田 圭介