さて、住宅展示場の営業マンと同様に、
私自身も個人塾の講師であり、経営者。
ものを売らなければなりません。
利益を上げなければなりません。
生徒を集めなければなりません。
正直に言うと、私には足りないと思います。
「何かを売る覚悟」というものが。
「先生」と呼ばれるようになって以来、
20年という長い年月が経ちました。
営業をほとんどしなくても良い企業で
あぐらをかいて仕事をしていたという
こともあり、「何かを売る人」
になるという商売の大原則を忘れている…
塾の前で中を覗いている人がいれば、
「こんにちは」と挨拶をする。
「何か御用はございますか?」
挨拶を返してくれるのであれば、
そのようにお声がけをする。
本当に大切なことだと思います。
住宅展示場の営業マンの方比べて、
私は本当に覚悟が足りていない。
ただし、それでも生きていける…
それが学習塾なのです。
逆に売り込みをしないという戦略が活きる…
売り込みをしないで来てくれるのを待つ…
結果、営業的雰囲気が消え、
クリーンなイメージを持たれることになる。
そのように考えることも出来るのです。
「何かを売る覚悟」…
何度も繰り返しますが、私には足りません。
しかし、足りていないからこその戦略で
私は経営をしたいと考えています。