先日、自習で一休みをしていた
高校生のある生徒に質問をされました。
「猫ミームって知っていますか?」
「ミーム」という言葉の響きから
最初に思い浮かんだことは、
「ビーム」の間違いでは…
ということでした。
猫のキャラクターが
何かに向けてビームを放つ…
そんな可愛らしいイメージが
私の脳裏に浮かんだのですが、
どうやら違うらしいのです。
「どうせ知らないよねー♪」と、
いうような雰囲気を感じたため、
素直に「知らない」と答え、
この会話は終わってしまいました。
自宅に帰り妻に聞いたところ、
「猫ミーム」というのは
「猫」をキャラクターとして使った
編集動画らしいのです。
(meme(ミーム)とは、
イギリス人生物学者の
リチャード・ドーキンスによる、
英語のgene(遺伝子)と、
ギリシャ語のmimeme(模倣)
※英語ではmimic(模倣する)
を合成した造語で、
集団内における
遺伝子による模倣行動により、
様々な情報が伝わることを意味し、
それと同じように、
面白い動画などが
拡散されていく様子のことを
表すスラング(俗語)となった、
とのことです。)
私は正直、
流行にはかなり疎いと思います。
結婚をする前にはテレビを
所有していなかったくらいですから。
自宅以外の場所で見るとしても
注目をするのは
ニュース番組くらいです。
(たまにスポーツも見ますが…)
私くらいの世代というのは
たいがいはそんなものだろう…
と、思っていたのですが
どうやらそうでもない様子。
私の妻ですが、
「猫ミーム」については当然知っており、
「見ることもある」とのことでした。
休み時間に生徒の話を聞いていると、
話題となる人物の名前、
出てくる場所の名前、
その他何かの名前など
私にとっては一度も
聞いたことがないものが多いです。
そのような状況下において、
会話が分からない単語で
溢れてくると…
どういった気持ちになるのか…
「…分からないから聞くのやめよう…」