まだもう少し先のことになりますが、
新高３部活生のみなさんは
部活動引退後、
毎日の受験勉強が始まります。
部活動のため、
十分に確保することが難しかった
勉強時間を埋め合わせていくよう、
そこから受験本番までのかなりの時間、
机と向き合うこととなります。
部活動を引退したみなさんは
皆同じように勉強に向かいます。
その中で、
同じように塾や予備校に通い、
同じように勉強に向かっている
はずにもかかわらず、
大きな差が出てくるのです。
賢さ？才能？センス？
全て違います。
単純に勉強量。
どれだけ多くの問題を解いたか、
どれだけ多くの暗記をしたか、
単純にその差で成績が変わり、
受験校が変わるのです。
できるだけ速く問題を解く、
できるだけ速く暗記をするといった
勉強のスピードこそまさに大事
となりますが、これには
意識の部分が大きく関わると思うのです。
「問題を早く解こう！」
「暗記を早くしよう！」
といった、意識の部分が、です。
部活動引退してから
意識を変えればいいのでは？
と、思うかもしれませんが、
そう簡単にはいきません。
勉強に向かう意識に対しても
訓練は必要です。
意識を鍛えるのにも
時間が必要なのです。
「勉強は速くやるもの」という
意識を持つ癖をつけていなければ、
部活引退が決まったすぐ後に
できるようになるものではありません。
これからも受験生のみなさんには、
多少時間的に厳しい課題を
次々と出していく予定です。
最速で問題を解き切る意識を
持ってほしい。
最速で暗記をし切る意識を
持ってほしい。
それが当然という意識を持てれば、
部活動引退後に、
周りのライバルに
勝てるようになるのです。