今週末に行われる英検に備え、
高1生が授業開始1時間前に
自習に来てくれました。
まだ本番までは少し時間がありますが、
やはり勝負事の前なので必死の様子。
特に熟語の暗記に多くの時間を割き、
ミニテストに備えていました。
ご存知の方もおられるかと思いますが、
英検2級の大問1は
単語問題10問、熟語問題7問
そして、文法問題3問で
構成されています。
その中の熟語問題を
高1生が全て正解することは
非常にハードルが高い。
「この問題は本番であれば
捨てた方がいいでしょうか?」
こういった質問が出ました。
「問題を飛ばす」
「問題を捨てる」
普段の学習時にはそのようなことは
極力やらない方が良いでしょう。
問題を飛ばしてばかり、
問題を捨ててばかり、
それでは実力は付きません。
しかし、試験本番では違います。
持っている力を出し切ることが
大切なのです。
そのためには、
正解出来る可能性が高くない問題、
時間を取られてしまう可能性が高い
問題に関しては
「思い切って飛ばす!」
「思い切って捨てる!」
という選択は正しいこともあります。
この生徒の言葉にも
気持ちが気持ちが込められて
いたのではないでしょうか。
「本番では1点でも多く取りたい!」
という気持ちが。
「点数を取る力」の中には
「問題を吟味して見分ける力」
「問題を勇気を持って捨てる力」
が含まれていると思います。
背伸びをせず、分かる問題、解ける問題に
エネルギーを注ぐようにしましょう!