試験範囲外の問題

試験範囲外の問題

さて、時々定期テスト後に

生徒から聞くことがあります。

「試験範囲ではない問題が出題された」と。

テスト範囲をうっかりと間違えてしまった、

ということであれば、

「次からはよく確認をしよう」

と言うだけですが、

実際に試験範囲以外から

出題されていることがあります。

もちろん、テストを作成した先生には

作成の意図があると思います。

「大学入試では範囲が決まっていない。

よって習ったことは全て学習すべきだ。」

そのような意図があるのかもしれません。

そして、高校のテストには

「実力問題」が出るので、

その問題の一種だとも言えるのかもしれません。


しかし、私はテスト前に毎日塾に来て、

必死に勉強している生徒の姿を見ています。

遊びに行きたい…休んでゆっくりしたい…

そういう誘惑と闘いながら、

それでもなお毎日黙って机に向かって

勉強を続けている生徒の姿を見ているのです。

生徒は学校の先生方が作ってくれた

テスト範囲表をしっかりと確認しながら、

その範囲表を信頼して毎日勉強しているのです。

そして、テスト本番問題を見ます。

そこで範囲表にはない問題を目にしたら…


努力に努力を重ねて、そして

全力でテストに向かった生徒から

「テスト範囲外が出題された…」

と聞くと少し悲しいな…

と感じてしまうのです。

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