私はオーセンティックバーという
格式の高いバーが好きです。
大手チェーンではない、
個人経営のバーです。
なぜそこを目指して飲みに行くのか?
家から近いわけでもありません。
割引があるわけでもありません。
特別に安いわけでもありません。
それでも私はそこに行くのです。
忙しい日常、時間を見つけて、
そしてお金をかけてそこに行くのです。
なぜなのか?
なぜわざわざそこに行くのか?
そこにはそこにしかないものがあるからです。
私と同じくその店に通う他のお客様。
お店の人には大変失礼ではありますが、
そこまで多くはありません。
何百人が来ることはありません。
店を支えているのは常連客。
顔ぶれはいつも同じです。
そのバーでのみ手に入るもの。
それこそに価値を感じている私と同じような人。
(同じにしてしまい、申し訳ありません。)