定期テストの結果がいつ出るのか?
一学期修了式が仮に7月22日とすると、
この日に生徒たちは通知表が渡されます。
通知表が渡されて、その後
保護者が見ることになる。
その保護者の立場からすれば
結果を見てから、夏期講習を受けるかどうか
検討したいという気持ちもあるはずです。
しかし、塾には受講を検討する時間を
許す余地が残されてはいないのです。
通知表が返却されてすぐに
夏期講習が始まってしまうのです。
よって、保護者もその日程に合わせて
申し込みをしているので、
塾を比べるために資料を集めたり、
体験授業に参加している時間がないのです。
だからこそなのです。
通知表の結果から判断しても
間に合う時期に夏期講習を開始することで、
受講を迷っている生徒・保護者様を
ターゲットとすることが出来るのではないか。
通知表の結果を見て、必要だと思うからこそ
夏期講習に申し込んでもらう。
私にとっての夏期講習戦略はこれなのです。
(もちろん、今年やるならの話です…)
他の塾との差別化になるのは間違いありません。
7月後半開始の夏期講習。
大手塾では確実に真似は出来ません。
多くの職員が働く大手塾。
スケジュール決定を
早めにしておかなければ問題が起こります。
そして夏期講習を長く行えば行うほど
講習費を多く稼ぐことが出来るのです。
大手塾にとっての大いなる稼ぎ時。
これを無駄にするとは思えません。
夏期講習の開始時期を遅らせる。
この差別化戦略は
検討の余地があるかもしれません。